アメリカと中国による貿易摩擦は日本にも大きな影響を与えています。

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輸出・輸入の現状

世界の輸出・輸入における金額の総量は増加傾向にあり、WTO(世界貿易機関)の発足以来めまぐるしいスピードで拡大を見せています
近年のグローバル化の影響もあって、インターネットを活用した貿易の活性化により、先進国や途上国といった区別をする必要はなくなってきているようです。

 

一方で、先進国の代表的存在である“アメリカ”と、途上国の中でも圧倒的な貿易額を誇る“中国”の間に生じている貿易摩擦は世界的に見ても大きな問題となりました。

 

米中で起きた貿易摩擦

 

特に両国との貿易額が大きい日本にとっては、今後の流れ次第では輸出・輸入の方面で大きな影響を被ることになるため、他国に比べて今回の問題に対して深く注目しなければなりません。

 

日本の立ち位置が重要な局面へと変化する

アメリカと中国の間に生じる貿易摩擦は、結果によっては日本の経済活動に大きな影響を与える可能性があります。
同時に、両国と親交の深い日本の立ち振る舞いが今回引き起こされた問題の、重要な糸口となる可能性が指摘されているのです。

 

日本が主体となるルール作りが大切

貿易摩擦の主な論点は“関税”です。
アメリカが自国の雇用環境を改善するために、中国からの輸入品に高額の関税を掛けることで輸入を減らす、そして中国もそれに応じて関税を引き上げる対応を行ったという背景があります。

 

そのような情勢がこの先も激化した場合、輸出額の大半を占めるアメリカと中国に対して貿易を行う日本にも遠からず影響が出るでしょう。
しかし、両国と親交のある日本だからこそ現状に提言することが可能で、“新たな貿易に関するルール”を制定する役割を期待されているのです。

 

気になるのは新型コロナウイルスの影響

米中貿易摩擦は大きな影響ですが、事態が解決しないうちに“新型コロナウイルスの感染拡大”が見受けられたことで、貿易関係は完全にブラックボックスに投入されました。
多くの国で渡航に禁止が掛けられ、陸・空・海全ての経路で制限が設けられています

 

これまで成長傾向にあった世界の貿易額も最大で3割の減少が見込まれており、貿易そのものが世界的に見直されているのが現状です。
現状は冷え切っていると言わざるを得ないようですが、事態の収束後は原油安の影響で輸入出量は増えるという意見と、それは楽観的だという否定的な意見が見受けられ、誰にも予測がつかない状態が続いています。

 

今後の動向に注目したい局面となる

現状日本の収支はプラスを示していますが、日本の将来的な貿易収支は赤字になる予想が依然として見受けられます。
一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で赤字が加速するかと言えば、必ずしもそうとは言えない状況でもあるようです。

 

いずれにせよ、貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響で、貿易の先行きは良くも悪くもブラックボックスに包まれてしまった事実には変わりないようです。
日本は多くの資源を輸入に頼っており、その額も年々上昇している傾向にあります。
今後どのように貿易の潮流が変化を見せるのか、注目したい局面なのではないでしょうか。